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【プレスリリース】平井准教授(CO2回収研究ユニット, 大阪工業大学)らのキラルシリカを調製する革新的な手法に関する成果を発表しました
大阪工業大学(大阪市旭区)応用化学科の平井智康准教授、台湾の国立陽明交通大学(台北市北投区、旧国立交通大学)の李明家助教、東京工業大学(東京都目黒区)の早川晃鏡教授らの国際共同研究グループは、極めて簡便なプロセスによって、分子スケールのらせん構造からなるキラルシリカを調製する革新的な手法を開発しました。
【本件のポイント】
●らせん構造はDNAなど生体高分子の代表的な構造
●さまざまな機能性材料に展開可能な人工らせん高分子の合成が注目されている
●らせん構造を持つキラルシリカの従来より簡便な調製法を開発
掲載誌:JACS Au 2021, 1, 4, 375–379
論文タイトル:Chiral Silica with Preferred-Handed Helical Structure via Chiral Transfer
著者:Kei Manabe, Sung-Yu Tsai, Satoshi Kuretani, Satoshi Kometani, Katsuyuki Ando, Yoshihiro Agata, Noboru Ohta, Yeo-Wan Chiang, I-Ming Lin, Syuji Fujii, Yoshinobu Nakamura, Yu-Ning Chang, Yuta Nabae, Teruaki Hayakawa, Chien-Lung Wang, Ming-Chia Li, and Tomoyasu Hirai
論文リンク:https://pubs.acs.org/doi/10.1021/jacsau.1c00098
プレスリリース:機能性材料として注目の人工らせん高分子らせん構造キラルシリカを簡便調製応用化学科 平井准教授らのグループが革新的手法を開発 — 大阪工業大学